こんにちは。
ここまでさまざまな角度から睡眠の重要性について細かく書かれた本は読んだ事がありません。
とにかく、睡眠は万能薬であるというのが良く解ります!
スマートウォッチで睡眠を管理していると、レム睡眠、ノンレム睡眠(深い睡眠)が全体の何パーセントであったかと測定されますが、深い睡眠の割合が多ければ良いスコアが出せてると思い睡眠の種類の意味を深く考えていませんでした。
しかし、この本によると
"深いノンレム睡眠のいちばん大切な機能は、もういらなくなったニューロンのつながりを削除することだ。対照的に、夢を見るレム睡眠は、ニューロンのつながりを強化する役割を果たす"
との事。
"ほとんどのレム睡眠は睡眠の後半に行われるので、睡眠時間が少ない状態で起きると、レム睡眠の60~90%を失うことになる。逆に起きるのは8時でも、午前2時に就寝した場合、今度はノンレム睡眠の大部分を失うことになる。ノンレム睡眠もレム睡眠も、脳や身体にとってとても大切な役割を果たしている。どちらか一方が極端に少なくなったりすると、心身ともに深刻な影響が出てしまうのだ。"
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ホルモン補充療法を始める前は、8時間寝る時間があっても眠る事が出来なかった。目を閉じていても眠れず、困っていたのですが、ホルモン補充療法を始めて睡眠は以前に比べれば眠れる様になりました。
この本にも中高年~高齢者の睡眠についても当然書かれています。
そして
アルツハイマー病は、発症する数年前に、睡眠の質の低下が始まっている、との事。
" アルツハイマー病におけるアミロイドβの蓄積は、深い睡眠の喪失と関係があるかもしれないということだ。 しかし、これは双方向に影響を与えているのだろうか? そもそも脳内にアミロイドβが蓄積されたのは、睡眠が失われたことが原因なのではないだろうか? そしてもしそうなら、若いころから慢性的に睡眠不足の人は、アルツハイマー病にかかるリスクが劇的に高くなるのでは?" におけるアミロイドβの蓄積は、深い睡眠の喪失と関係があるかもしれないということだ。 しかし、これは双方向に影響を与えているのだろうか? そもそも脳内にアミロイドβが蓄積されたのは、睡眠が失われたことが原因なのではないだろうか? そしてもしそうなら、若いころから慢性的に睡眠不足の人は、アルツハイマー病にかかるリスクが劇的に高くなるのでは?"
夜寝る前の部屋の温度は深い睡眠を得るのに最適な18℃位にして、寝る前にブルーライトを発するPCやスマホは見ない、コーヒーは寝る10時間前までには飲むのを止める、通勤時間を短くして睡眠時間をなるべく確保するなど、今後の生き方を変える1冊になる事間違いなしです。